「若い世代は将来年金は受けと取れない」
「年金を受け取ったとしても貯金で2000万円必要」
「日本人は金融リタラシーが低いから投資もしない」
という話を聞くと、将来、お金に関する不安が爆発しそうになってしまいます。
「いまのうちに、貯金しておかないと…」と、思ってしまうものの、しかし、そんな貯金をすることが、そもそもデフレを招いてしまい、もっと貧しくなるのではないか…
そうなると、貯金ではなく、やはり投資するのが現実的だなと思えてきたのです。
でも「投資すればいい」という話でもなかった
「投資 初心者」「初心者でもできる投資」などで検索すると一番最初に出てくるのは、証券会社が販売している投資案件の販売ページが目立って出てきます。
初心者なら低リスク、少額、と一見納得してしまうようなうたい文句で商品販売に誘導するものばかりです。
でも、その大手証券会社の調べてみると、収益は右肩下がり。
もし、この証券会社が投資案件だとしたら、この証券会社を選ぶか?
と考えた時、
「投資に失敗している証券会社で投資案件を選ぶのは、自ら投資の失敗を選んでいるようなものだ」
という結論に至りました。
つまり、このような大手の証券会社の意見を聞くというのは逆にリスクでもあるということです。
そして、貯金の半分を投資に回すという投資先進国アメリカの投資を「investment begginer」で調べてみると、最初に出てくるのは
投資案件、投資方法などではなく、
「いかに投資をはじめるかという心構えや考え方、アドバイス」
簡単にいうと
- まずは一番最初に投資すべきは自分である
- お金を使うことよりもお金を節約することから始めよう
- 投資をするよりもまず、やりたい仕事を見つけることが大事
- 投資でお金を稼いだとしても幸せにはなれない
などなど。
日本では、まずこのような考えたに出会いません。
ということで、やはり、投資をするのであれば、投資文化のあるアメリカやユダヤから学ぶのが賢い方法だと思ったのです。
日本の投資と呼ばれているものは、ほとんどが「投機」であることがわかります。
「マネリタ」とは?「お金について、小さい頃から勉強する機会を得たい」
「マネリタ」とはマネーリタラシーを省略して作りました。
本来マネーリタラシーというものはなく、金融リタラシーというほうが、正確なのですが、金融リタラシーと聞くと、ハードルをが高く難しいもの。。。と思ってしまうため、より簡単でわかりやすい「マネーリタラシー」という言葉を選びました。
というのも、日本人にとって、お金とは「汚いもの」、「人間関係をくずすもの」というイメージが大きいと思います。
実際に、昔から
「金の切れ目は縁の切れ目」
「働かざるもの食うべからず」
「金とチリは積もるほど汚い」
という言葉もあるからか、「お金については勉強しないほうがいい」、「お金のことを考えると汚い人間になる」という考え方が定着してるように感じます。
ですので、親がお金のことを子供に教えたり、義務教育でお金のことを教えたりはしません。
しかし、お金を使って食料や衣類を買い、教育のためにお金を使うという「貨幣経済」でできている以上、お金なしで私たちが生きていくことはできません。
現実、お金がなければ生きていけないと思って働いている人も多いのではないでしょうか?
なんでも、そうだと思いますが、なんとなくルールやテクニックをわかったふりして上手くなるということはないと思います。
ですので、お金について勉強していない私たちが、お金を無駄遣いしたり、散財してしまうのは当たり前で、投資に失敗したり、お金で人間関係を壊したりするのは当たり前だと考えます。
そこで、子供の時に勉強しておけばよかった、という思いから、お金の使い方、稼ぎ方、増やし方など、「お金の教養(マネーリタラシー、金融リタラシー)をみにつけて豊かになるため」に、マネーリタラシーこのマネリタを作ることにしました。